注文住宅の相場を気にせずお得な価格で家を建てる

はじめての注文住宅で、
危うく300万円以上も損しかけた我が家。
あるきっかけから、損せず建てることができました。

>> その流れはこちらからご覧ください

ツーバイフォーのメリット・デメリット

ツーバイフォーのメリット

 

1.品質が安定している

 

ツーバイフォーでは、大工さんの技術が必要となる部分を省略して、
シンプルに施工することにより品質と性能を保っています。

 

これは木材、金物・釘などが規格化されていて、
さらに、使用する箇所や施工手順などについても
細かくマニュアルにされているからです。

 

 

例えば、木材については、寸法の違う6種類が決められていて
箇所によってどれを使うのかまで定められています。

 

木材をつなぐ釘についても用途に合わせて、
きっちりとサイズが決まっています。

 

そうはいっても、釘の打ち間違いによるミスが出てきそうですが、
そんなときでも目で見てすぐにチェックできるように、
釘のサイズによって色を分けているのです。

 

ホームセンターで売られているような普通の釘だと
見分けがつかずチェックがむずかしくなるでしょうが、
色分けして品質管理されているなら安心ですよね。

 

 

ツーバイフォー工法で建てる家の大きさや形はまちまちでしょうが、
これだけ丁寧にマニュアル化されていると
大工さんの技術に関係なく、高い品質の家ができますよね。

 

 

 

 

2.高気密、高断熱である

 

木は鉄骨やコンクリートに比べて熱を伝えないので、
木造住宅では外の温度が家の中まで伝わりにくいという特徴があります。

 

さらにツーバイフォー住宅は、
床、壁、天井が隙間なく接合されているため
木造軸組工法に比べると、気密性・断熱性は高くなります。

 

 

内壁に断熱材を敷き詰めることで
家が断熱材で囲まれたような構造となるため、
空調が効きやすく、省エネに優れています。

 

 

 

3.火災に強い

 

ツーバイフォーは箱をいくつか組み合わせた構造で、
それぞれの部屋で空気の流れを止めるため
隣の部屋や他の階に火がまわるのを遅くしています。

 

さらに、天井などには燃えにくい石膏ボードを用いるなど
何重にもなって火の流れを止めています。

 

おかげで消火するための時間、避難にかける時間が増えるので、
大火事になる前に対処でき、被害を最小限にできるのです。

 

このため、火災保険の費用も抑えられる
というメリットもあるんですよ。

 

 

4.工期が短い

 

木造軸組工法は、大工さんによる手作業の時間が多いので
どうしても工期が長くなりやすいのです。

 

一方、ツーバイフォーでは
工法のシステム化・マニュアル化がしっかりとされているので、
比較的短期間で家を建てることができます。

 

 

あらかじめ工場で作った壁を持ってくることで、
現場での作業を少なくするというハウスメーカーもあります。

 

これは木造軸組工法ではできない方法で
大幅な工期の短縮につながりますし、
家を建てる時に出てくる大量のゴミも削減されます。

 

 

工期が短くなると、新しい家に早く住めることはもちろん、
仮住まいや賃貸に住む期間を短くできます。
家賃などの余計な出費がかからないのはありがたいですよね。

 

 

 

 

 

 

ツーバイフォーのデメリット

 

実際のところ、それほど大きなデメリットはありませんが、
木造軸組工法に比べた一般的なデメリットを挙げています。

 

 

1.間取りの制限

 

ツーバイフォーのデメリットとして
真っ先に挙げられるのが
・間取りが制限される
という点。

 

これは、取り除くことができない壁があるためです。

 

 

ツーバイフォーは、壁を箱のように組み合わせて
強度を高めているため、
・壁を取り除く 
・大きな窓用の穴をあける
作業によって強度は低くなります。

 

柱と梁で作っている在来工法だと
壁はどうにでも動かせるために
間取りを自由に変更できますが、
ツーバイフォーには外せない壁があるために
間取りが制限されてしまうのです。

 

 

新築のときはもちろん、
将来リフォームしようとするときでも
家を支えている壁は取り除けません。

 

将来、間取りの変更を予測できるならば
それも含めた間取りを考えておくことが必要です。

 

 

 

ただ、すべての壁について取り除いたり
穴をあけたりしてはいけない
というものではありません。

 

エアコンを取り付けるような穴をはじめ
大きな窓をつけるための穴も
強度として必要な部分さえ残っているならば、
耐震性は保たれるのです。

 

 

ツーバイフォー住宅では、
窓を大きくできない、広い開口部を設けることができない
と言われがちですが、少し出っ張った壁を残すことなどで
広いリビングダイニング、大きな窓も可能です。

 

 

建築事例を見てみると、
想像している以上に大空間のものは多いです。
オシャレな間取りができないわけではなく、
ほとんどの間取りをカバーできているという印象です。

 

梁をみせるような少し凝ったデザインは難しいでしょうが、
できないと思い込まずに、自分が希望する間取りやデザインを
ハウスメーカーや工務店に相談してみればいいですよ。

 

 

 

 

2.施工できる会社が少ない

 

ツーバイフォーの施工会社は
木造軸組工法に比べて少ないです。

 

近所にある小さな工務店で施工してほしいと思っても、
対応できない工務店は多いです。

 

 

ハウスメーカーや大きな工務店では対応しているので、
そのあたりから探す必要が出てきます。

 

 

マニュアル化されているので、
安定した品質の家づくりになるはずですが、
やはり信頼できる会社に依頼することをおすすめします。

 

 

 

以上、デメリットを挙げてみましたが、
耐震性や品質などを含めると、
それほど大きな問題にはならないですよ。
ただ、木造軸組工法としっかり比較して決めてくださいね。

 

 

注文住宅で大損しないために

はじめての注文住宅で、
危うく300万円以上も損しかけた我が家。
あるきっかけから、損せず建てることができました。

>> その流れはこちらからご覧ください


注文住宅の総費用 注文住宅の値引き 我が家の見積もり 我が家の間取り 理想の間取りにするコツ